Session 02 · AI Course 2026
AIと上手く話す技術
「どう頼むか」で結果がまったく変わる。
今日からすぐ使える「伝え方の型」を学ぼう。
AI Course 202601 / 54
まず知ろう
AIってどんな相手?
使い始める前に「どんな存在か」を知っておこう
🧠
めちゃくちゃ博識
本・ネット・論文…世界中の文章を読んで学んでいる。知らないことがほぼない。
💬
でも「察する」のが苦手
空気を読んだり、言わなかったことを想像するのは得意じゃない。ちゃんと伝えることが大事。
何度頼んでもOK
疲れないし怒らない。「違う」「やり直して」を何度言っても大丈夫。
「伝える力」があれば、AIはどこまでも力になってくれる。
AI Course 202602 / 54
たとえ話
AIは「やる気満々の新人バイト」と同じ
頼み方ひとつで、仕事の質が大きく変わる
❌ 曖昧な頼み方
「なんかいい感じのメール書いて」
→ 新人バイトは困る。どんなメール?誰に?何の用件?
✅ 具体的な頼み方
「取引先の山田さんへ、来週月曜の打ち合わせをお礼と次のアポを入れるメールを、丁寧な敬語で200字以内で書いて」
→ すぐに動ける!
「良い頼み方」の3要素
1
誰に・何のために
目的と相手を伝える
2
どんな形で欲しいか
文章?箇条書き?何文字?
3
気をつけてほしいこと
「やわらかく」「専門用語なしで」
AI Course 202603 / 54
基本の型
これだけ覚えれば OK — 4つの要素
どれか1つでも加えるだけで、ぐっと良くなる
🎭
① 役割を伝える
「プロのコピーライターとして」「小学生に教えるように」
→ キャラが変わって出力の質が上がる
📋
② 背景・状況を伝える
「来週プレゼンがある」「相手は50代の上司」
→ 的外れな回答がなくなる
🚧
③ 制約・NG事項を伝える
「300字以内で」「専門用語は使わないで」
→ 使いやすいものが返ってくる
📝
④ 出力の形を伝える
「箇条書きで3つ」「表形式で」「例を使って」
→ そのまま使える形で返ってくる
AI Course 202604 / 54
Before / After
同じ質問でも「書き方」でこんなに変わる
実際に比べてみよう
BEFORE
「会議の議事録を書いて」
→ AIは困る。何の会議?いつ?参加者は?何を決めた?
AFTER
「今日の営業会議(参加者:田中・鈴木・佐藤)の議事録を書いて。決定事項:来月から新商品の展示会参加。担当:田中。次回日程:7月15日。箇条書きでまとめて。」
BEFORE
「プレゼン資料を手伝って」
→ 何のプレゼン?誰向け?どんな形で?
AFTER
「来週の社内プレゼン(10分)の構成案を作って。テーマ:新しい営業ツールの導入。聞き手:上司と同僚15人。スライド5枚分のタイトルと要点をそれぞれ2行で」
AI Course 202605 / 54
大切なコツ
一発で完璧にしなくていい
「会話を続ける」ことで、どんどん良くなっていく
①まず頼む 「〇〇書いて」 ②見てみる いい感じ?違う? ③直してもらう 「もっと〇〇にして」 ④完成! 満足いくまで繰り返す 「続けて」の便利なフレーズ 「もっと短くして」 「やわらかい言葉で書き直して」 「3パターン出して」 「もっとフレンドリーに」
AI Course 202606 / 54
実践 パターン 1
長い文章をサクっと要約させる
読む時間がないとき、AIに「まとめて」もらおう
長いメール・報告書・記事…読む時間がないときに。コピペして頼むだけ。
PROMPT
以下のメールを3行で要約してください。
箇条書きで、アクションが必要な項目があれば最後に書いてください。

[ここにメールをコピペ]
こんな場面で使える
  • 長い社内メールの要点を知りたい
  • 会議の議事録をサクっとまとめる
  • ニュース記事の要点だけを知りたい
  • 契約書の重要な部分を確認する
  • チャットの会話を振り返る
コツ:「何行で」「どんな形で」を加えると使いやすい要約が返ってくる
AI Course 202607 / 54
実践 パターン 2
メール・文章を代わりに書いてもらう
書くのが苦手な人ほど、AIが役に立つ
PROMPT
以下の状況でメールを書いてください。

宛先:取引先の山田部長
用件:先日の打ち合わせのお礼 + 来月の提案訪問をお願いする
トーン:丁寧で温かみのある敬語
長さ:200〜250字程度
❓ うまくいかなかったら「もっと〇〇にして」と追加で指示するだけ
使える場面いろいろ
  • お礼・お断りのメール
  • クレーム・謝罪の返信
  • SNSの投稿文
  • 報告書・日報のテンプレート
  • 採用・応募のメール
  • 上司への相談メール
AI Course 202608 / 54
実践 パターン 3
アイデアを大量に出してもらう
ひとりで悩むより、AIと一緒にブレスト!
PROMPT
社員30人の小さな会社で、チームの団結を高めるためのアイデアを10個出してください。

条件:
予算は1人5,000円以内
・平日の昼休みか夕方に実施できる
・全員参加しやすい内容
個数を指定すると必ずその数が返ってくる。「20個」も「3個だけ」もOK。
アイデア出しが得意な場面
  • イベント・企画のアイデア出し
  • 商品やサービスの名前づけ
  • SNSの投稿ネタ探し
  • 困った問題の解決策探し
  • プレゼンの切り口を探す
AI Course 202609 / 54
実践 パターン 4
わからないことを「先生」に聞く
Googleより親切に、自分のレベルに合わせて教えてくれる
PROMPT
インフレ」とはどういう意味ですか?
中学生にもわかるように、身近な例を使って200字以内で教えてください。
PROMPT
Excelで複数のシートの合計を出す方法を、パソコン初心者向けにステップごとに説明してください。
「レベル指定」が超便利
「小学生にわかるように」
「ITが苦手な60代の親向けに」
「専門家向けに詳しく」
「5分で読める量で」
誰に伝えるかを入れるだけで、言葉のレベルを自動で合わせてくれる
AI Course 202610 / 54
注意!
AIは「間違えることもある」
使う上で知っておくべき大切なこと
⚠️
嘘をつくことがある
「もっともらしい嘘」を自信満々に言うことがある。重要な情報は必ず確認しよう。
📅
情報が古いことがある
学習データに締め切りがある。最新のニュースや価格は知らないことがある。
🔒
個人情報は入れない
住所・電話番号・会社の機密情報などは入力しないようにしよう。
AIは「優秀なアシスタント」であって「完璧な機械」ではない。最後は自分で確認しよう。
AI Course 202611 / 54
活用シーン
日常でAIが使える場面まとめ
「これもAIで頼めるんだ!」という発見があるはず
WORK — 仕事
📧 メール・お礼文を書く
📋 会議の議事録をまとめる
📊 報告書の構成を作る
💡 企画のアイデア出し
🔍 データの読み解き
LEARN — 学び
📚 難しい言葉をわかりやすく
🌍 外国語の翻訳・添削
💻 Excel・PCの使い方
🎯 勉強計画を立てる
🧪 資格試験の問題を作る
LIFE — くらし
🍳 今ある食材でレシピを考える
✈️ 旅行のプランを立てる
🎁 プレゼントのアイデア
💰 節約・家計の相談
📝 SNSのキャプションを考える
AI Course 202612 / 54
いざ実践!
実際にやってみると「あ、これか」ってなる
最初は小さいことから。毎日1つだけ試してみよう
🐣 初心者にオススメの「はじめの一歩」
① 今日のランチを提案してもらう
「近所で食べられる、500円のランチを5つ教えて」
② 最近書いたメールを改善してもらう
「このメールをもっと丁寧に書き直して」
③ 知らない言葉を解説してもらう
「〇〇ってどういう意味?わかりやすく教えて」
まずは
1回だけ
試してみる
うまくいかなくても大丈夫。
「違う」「もっと〇〇にして」と
続ければ必ず良くなる。
AI Course 202613 / 54
ワーク
今すぐAIに話しかけてみよう
自分の「日常の困りごと」をAIに解かせる20分
📌 ワークの手順
1
自分の「最近困ったこと・面倒なこと」を1つ書き出す
2
「役割・状況・制約・形式」を意識してプロンプトを作る
3
AIに投げる。返ってきたら「もっと〇〇にして」と追加指示
4
感想を隣の人と共有しよう
困りごとの例(思いつかなければこれで)
「上司への報告メールを書くのが苦手」
「チームの朝礼ネタが毎週思いつかない」
「難しい資料をお客さんに説明したい」
「英語のメールを日本語に訳したい」
「忘年会の幹事で盛り上がるゲームを探したい」
AI Course 202614 / 54
Q&A
うまくいかないときのヒント
よくある「あれ?」を解決しよう
😤
「思った通りの答えが来ない」
もっと具体的に書こう。「〇〇のような感じで」と例を追加するだけで変わる。
「例えば〇〇みたいな感じで書いて」と具体例を入れる
😅
「長すぎる・難しすぎる」
制約を追加で指示するだけでいい。後から制約を言っても全然OK。
「もっと短く、〇〇字以内で書き直して」
🤔
「何を頼めばいいかわからない」
「今自分が困っていること・面倒なこと」をそのまま話しかけるところから始めよう。
「最近〇〇で困っている。どうすればいい?」とそのまま相談
AI Course 202615 / 54
上達のコツ
プロンプトは「筋トレ」と同じ
毎日少しずつ試すことで、どんどん上手くなる
📅
毎日1回使う
「今日はAIにこれを頼もう」と決めて使う。メール1通から始めよう。
🔁
うまくいったら保存する
「このプロンプト良かった!」と思ったらメモしておく。次からテンプレとして使える。
💬
人と話す
「こう頼んだらうまくいった」「これは失敗した」を共有するだけで学びが2倍になる。
「上手く使えない…」と思ったら、それはまだ慣れていないだけ。使い続ければ必ず上手くなる。
AI Course 202616 / 54
次回
次のSession 03 でやること
「AIと話す力」を身につけたら、次は「AIと一緒に作る」
📱 次回のテーマ
「AIと一緒に
アプリの設計を考える」
  • 「何を作るか」をAIと考える方法
  • 機能を絞り込む考え方
  • どのツールで作るかの選び方
  • AIに「仕様書」を書かせるワーク
次回までの
ミッション
「AIに頼んで良かった!」と思った体験を1つ作ってくる。
何でもOK。日常の小さなことで。
次回のはじめに共有しよう
AI Course 202617 / 54
Part 2 · 応用テクニック
基本ができたら、差がつく技
ここから先は「もう一段うまく使う」コツ。1つ取り入れるだけで世界が変わる。
AI Course 202618 / 54
技① 役割を与える
「あなたは〜です」で人格を着せる
同じ質問でも、与える役割で答えの深さが変わる
なぜ効くのか
AIは膨大な文章を学んでいる。「プロの編集者として」と指定すると、その立場の知識・語彙・観点を引き出せる。
使える役割の例
  • プロのコピーライター
  • 厳しい校正者
  • やさしい家庭教師
  • 経験豊富な経営コンサル
例:「あなたは新人研修のプロ講師です。専門用語を避け、たとえ話を使って『クラウド』を説明して」
AI Course 202619 / 54
技② 文脈を渡す
「背景」を伝えると的外れが消える
AIはあなたの状況を知らない。前提を渡そう
渡すべき背景
  • 誰に向けたものか(相手)
  • 何のためか(目的)
  • 今どんな状況か
  • どんな結果が理想か
渡し方のコツ
長くなってOK。箇条書きで「前提:」とまとめて貼るだけで精度が跳ね上がる。会話の最初に一度渡せば以降は覚えている。
AI Course 202620 / 54
技③ 形を指定
「どんな形で欲しいか」を必ず言う
出力の形を指定すると、そのまま使える
箇条書き
「3つの要点を箇条書きで」整理された情報に
表形式
「比較表にして」複数の選択肢を一覧で
ステップ
「手順を番号付きで」マニュアル風に
文章
「200字の文章で」そのまま貼れる形に
対話形式
「Q&A形式で」FAQやスクリプトに
ひな形
「メールの件名と本文に分けて」実務に直結
AI Course 202621 / 54
技④ トーンと量
「やわらかく」「短く」で雰囲気を操る
同じ内容でも、印象は指定で変えられる
トーンの指定語
フォーマル/カジュアル/親しみやすく/丁寧に/熱量高く/淡々と/専門用語なしで
量の指定語
「200字で」「3行で」「もっと詳しく」「要点だけ」「ひとことで」「サクッと」
迷ったら「ビジネスメールの丁寧なトーンで、150字以内」のように2つ重ねて指定するのが安全。
AI Course 202622 / 54
技⑤ お手本を見せる
「例」を1つ渡すと一気に賢くなる
説明するより、見本を見せる方が速い
Few-shot(例示)とは
「こういう感じで作って」と完成例を1〜2個見せる方法。文体・形式・粒度を言葉で説明するより正確に伝わる。
使い方
「例)商品A:高機能だが高価。→ この調子で商品B〜Eも一言ずつ」のように、ひな形を見せてから続けさせる。
AI Course 202623 / 54
技⑥ 順番に考えさせる
「ステップごとに考えて」で精度UP
複雑な問題ほど、一気に答えさせない
魔法の一言
「ステップ・バイ・ステップで考えてから答えて」と付けるだけで、論理の飛躍やミスが減る。
なぜ効くか
AIは途中の考えを書き出すと整合性が上がる。「結論だけ」より「過程も見せて」の方が正確になりやすい。
AI Course 202624 / 54
技⑦ 制約を伝える
「やってほしくないこと」も言う
NGを伝えると、暴走を防げる
「専門用語を使わないで」
誰でも読める文章に
「事実が不明なら推測と明記して」
嘘を見分けやすく
「300字を超えないで」
長すぎを防止
「絵文字は使わないで」
フォーマルに
「断定せず選択肢で示して」
押し付けを防ぐ
「出典がなければそう言って」
根拠の有無を可視化
AI Course 202625 / 54
テンプレ
コピペで使える「万能プロンプト型」
空欄を埋めるだけ。迷ったらこれ
あなたは【役割】です。
【背景・状況】という前提で、
【やってほしいこと】をしてください。
条件:【制約・字数・トーン】。
出力形式:【箇条書き/表/文章】。
この5行を埋めるだけで、ほとんどの仕事は一発で形になる。
AI Course 202626 / 54
実例①
お詫びメールを書かせる
Before / After で違いを体感
BEFORE
「お詫びメール書いて」
→ 当たり障りのない汎用文
AFTER
「取引先A社へ、納品が3日遅れるお詫びと新納期(15日)の連絡を、誠実だが言い訳がましくないトーンで200字で」
AI Course 202627 / 54
実例②
長い資料を要約させる
「誰向けに・何字で」を足すのがコツ
BEFORE
「これ要約して」(資料を貼付)
→ 長さも観点もバラバラ
AFTER
「忙しい上司向けに、結論→理由→次アクションの順で、各1行・計5行で要約して」
AI Course 202628 / 54
実例③
アイデアを大量に出させる
「数」と「切り口」を指定すると質が上がる
BEFORE
「販促のアイデアちょうだい」
→ ありきたりな3案
AFTER
「20代女性向けカフェの販促案を、SNS・店内・地域連携の3切り口で各5個、予算感も添えて」
AI Course 202629 / 54
磨き方
「対話で育てる」のが最強
最初の答えは"たたき台"。そこから磨く
たたき台 「もっと短く」指示で修正 「例を足して」さらに調整 完成
AI Course 202630 / 54
語彙集
「直して」のバリエーションを持つ
この一言で、出力を自在に動かせる
「もっと短く / 長く」
「もっとやわらかく」
「具体例を足して」
「専門的に / 易しく」
「3案出して」
「表にまとめ直して」
「結論を先に」
「箇条書きにして」
「別の切り口で」
AI Course 202631 / 54
裏ワザ
「足りない情報を逆に聞いて」
AIに質問させると、的確な答えに近づく
こう頼む
「良い回答のために必要な情報があれば、先に質問してください」と付ける。
何が起きるか
AIが「対象者は?予算は?」と聞き返してくれる。それに答えるだけで、自然と良いプロンプトが完成する。
AI Course 202632 / 54
活用①
翻訳を「自然に」やらせる
直訳ではなく、伝わる訳に
コツ
  • 「ビジネスメールとして自然な英語に」
  • 「直訳でなく意訳で」
  • 「カジュアルなトーンで」
  • 「不自然な箇所は指摘して」
逆翻訳チェック
訳した文を「これを日本語に戻して」と頼むと、意味がズレていないか確認できる。重要文書で有効。
AI Course 202633 / 54
活用②
議事録を一瞬で整える
メモを貼って、形を指定するだけ
「以下の会議メモを、①決定事項 ②ToDo(担当・期限つき)③保留事項 の3見出しで整理して。雑なメモなので意味を補完してOK」
録音の文字起こしを貼れば、長い会議も数秒で議事録に。
AI Course 202634 / 54
活用③
壁打ち相手として使う
一人で悩まず、AIと考えを往復する
広げる
「この企画の切り口を10個」発散フェーズ
絞る
「この中で実現性が高い3つは?理由も」収束フェーズ
壊す
「この案の弱点を厳しく指摘して」批判役に
AI Course 202635 / 54
活用④
比較表で意思決定を助ける
選択肢を一覧にして、迷いを減らす
頼み方
「A・B・Cを、価格・機能・サポートの観点で比較表に。最後にあなたのおすすめと理由も」
応用
「メリット・デメリットを表で」「向いている人/向かない人で分けて」など、軸を変えると視点が増える。
AI Course 202636 / 54
活用⑤
文章を校正・添削させる
送る前のひと手間で、印象が変わる
誤字脱字
「誤字脱字をチェックして」
分かりやすさ
「もっと読みやすく直して」
失礼チェック
「失礼な表現がないか確認して」
二重敬語
「敬語の誤りを直して」
トーン統一
「全体の口調を揃えて」
修正理由
「なぜ直したか理由も添えて」学びになる
AI Course 202637 / 54
活用⑥
「先生」として教えてもらう
分からないことを、自分のレベルで聞ける
レベル指定が鍵
「小学生にも分かるように」「専門家向けに詳しく」「たとえ話で」など、自分に合わせて説明させられる。
深掘りの連打
「それってどういうこと?」「具体例を3つ」「逆の立場だと?」と続ければ、納得いくまで掘れる。
AI Course 202638 / 54
活用⑦
練習相手になってもらう
面接・商談・プレゼンの予行演習に
面接練習
「面接官役で。厳しめに質問して、最後に講評を」
商談シミュ
「渋い顧客役で。反論してきて」切り返しの練習
英会話
「初級者向けにゆっくり英語で雑談して」
AI Course 202639 / 54
活用⑧
画像を見せて、相談する
写真・スクショ・図も渡せる時代
グラフを貼って「読み取って要点を」
手書きメモを撮って「清書して」
商品写真から「キャッチコピーを」
エラー画面のスクショで「原因を教えて」
料理写真から「レシピを推測して」
資料スクショを「日本語に翻訳して」
AI Course 202640 / 54
注意
やってはいけないプロンプト
便利だからこそ、線引きを知っておく
❌ 顧客の個人情報をそのまま貼る
→ 匿名化してから。社内ルール確認
❌ 社外秘の資料を無断で入力
→ 法人版・APIなど安全な環境で
❌ 出力を無検証でそのまま公開
→ 事実・著作権を必ず確認
❌ 医療・法務の最終判断を委ねる
→ 専門家へ。AIは下調べまで
AI Course 202641 / 54
守りの技
「嘘」を減らすプロンプト
聞き方を変えるだけで、精度が上がる
魔法の付け足し
  • 「分からなければ"分からない"と答えて」
  • 「推測の箇所は明記して」
  • 「出典・根拠も示して」
それでも検証
数値・固有名詞・法律・最新情報は、AIの答えを鵜呑みにせず一次情報で確認。これは習慣にする。
AI Course 202642 / 54
効率化
「効いたプロンプト」は保存する
毎回ゼロから書かない。資産にする
メモアプリに貯める
よく使う型をコピペ用に
空欄テンプレ化
【 】を埋めるだけにする
カスタム指示
毎回の前提を設定機能に登録
AI Course 202643 / 54
組織で使う
プロンプトはチームの財産
一人の工夫を、全員の生産性に
共有のメリット
「議事録テンプレ」「お礼メール型」を共有すれば、新人もベテランも同じ品質で速く書ける。
始め方
社内チャットに「使えたプロンプト集」チャンネルを作るだけ。小さく始めて育てる。
AI Course 202644 / 54
早見表
そのまま使える「便利フレーズ」
語尾に足すだけで効くひと言
「初心者にも分かるように」
「具体例を3つ添えて」
「結論から先に書いて」
「表にまとめて」
「メリット・デメリット両方」
「あなたのおすすめと理由も」
「2パターン作って比べて」
「最後に改善点を自己評価して」
AI Course 202645 / 54
トラブル対処
「思った答えと違う」ときは
慌てず、これを試す
①前提を足す
「対象は〇〇」「目的は△△」と背景を追加
②形を変える
「箇条書きで」「表で」と出力形式を指定
③具体的にダメ出し
「ここが固い。もっと砕けて」とピンポイントで
④新しい会話で
話がこじれたら新規チャットでやり直すと早い
AI Course 202646 / 54
🔬 ワーク
実際にやってみよう(10分)
習うより慣れろ。今すぐ試す
課題1:今日のあなたの仕事のメールを、4要素(役割・背景・制約・形式)を入れてAIに書かせる
課題2:出てきた答えに「もっと短く」「やわらかく」と3回 修正指示を出す
課題3:同じ依頼を「役割なし」でも試し、違いを比べる
課題4:効いたプロンプトをメモに保存する
AI Course 202647 / 54
振り返り
ワークで気づいてほしいこと
体感が一番の学び
✔ 役割を足すと、答えの「らしさ」が変わったか
✔ 修正を重ねるほど、自分の理想に近づいたか
✔ 「察してくれない」前提で具体的に書くと、一発精度が上がったか
AI Course 202648 / 54
🧠 確認クイズ
どれくらい身についた?
答えは次のスライド
Q1. プロンプトの基本4要素は?
Q2. 一発で完璧を目指すべき? ○か×か
Q3. 「あなたは〜です」と最初に書く技の名前は?
AI Course 202649 / 54
✅ 答え
クイズの答え合わせ
A1. 役割・背景(状況)・制約・出力形式
A2. × ─ たたき台から会話で磨くのが正解
A3. 役割(ペルソナ)を与える技
AI Course 202650 / 54
続けるコツ
「毎日1プロンプト」で上達する
才能ではなく、回数がうまさを作る
1
小さな疑問でいいから毎日投げる
2
うまくいった頼み方を記録する
3
仲間と「効いた型」を見せ合う
AI Course 202651 / 54
次回予告
Session 03「何を作るか、一緒に考えよう」
"話す"から"作る"へ。アイデアを形にする
✔ 自分の仕事のどこにAIを差し込めるか
✔ 「面倒な作業」を見つけて自動化する考え方
✔ 小さく試して育てる進め方
✔ 宿題:今日学んだ技を1つ、実務で使ってくる
AI Course 202652 / 54
伝え方を変えれば、
AIは最高の相棒になる
最後に、今日のポイントをまとめます。
AI Course 202653 / 54
まとめ
Session 02 まとめ
✅ AIは「やる気満々の新人」。具体的に頼めば頼むほど良い仕事をする
✅ 「役割・状況・制約・形式」の4要素を意識するだけで格段に良くなる
✅ 一発で完璧にしなくていい。「違う、もっと〇〇にして」と続ければOK
✅ 要約・メール作成・アイデア出し・調べもの…日常のあらゆる場面で使える
AIは
使えば使うほど
上手くなる
今日から毎日1回。
それだけで1ヶ月後に
大きく変わっている。
AI Course 202654 / 54